巻き肩は肩甲骨だけが原因ではない?大胸筋・小胸筋・前鋸筋から考える身体のつながり|松山市ENJOINT整体

2026.10.20


「肩が前に入っている気がする」

「横から見ると背中が丸く見える」

「肩甲骨を寄せても、すぐに元の姿勢に戻ってしまう」

そんなお悩みはありませんか?

その姿勢は、一般的に**「巻き肩」**と呼ばれる状態かもしれません。

巻き肩というと、肩甲骨を寄せたり、背中をほぐしたりすることを思い浮かべる方も多いと思います。

しかし、肩の位置には肩甲骨だけでなく、胸の筋肉、腕、背中、胸椎など、さまざまな部位が関係しています。

今回は、松山市畑寺のENJOINT整体が、巻き肩と身体のつながりについて、解剖学的な視点から分かりやすく解説します。

巻き肩とは?医学的にはどのような状態?

巻き肩とは、肩が身体の前方に位置して見える姿勢を表す一般的な言葉です。

専門的には「Rounded Shoulder Posture(ラウンドショルダーポスチャー)」と呼ばれています。

この姿勢では、次のような特徴が見られることがあります。

– 肩が前方に位置する
– 肩甲骨が外側に開くような位置になる
– 肩甲骨が前傾する
– 背中の上部が丸くなる
– 頭が前に出る姿勢を伴う

ただし、これらが必ず同時に起こるわけではありません。

また、 巻き肩だからといって、必ず肩こりや痛みが生じるわけでもありません。

姿勢と痛みの関係は複雑で、見た目の姿勢だけで身体の不調の原因を判断することはできません。

巻き肩に関係する5つの筋肉と身体の動き

① 大胸筋|胸の前側にある大きな筋肉

大胸筋は胸の前面に広がる筋肉で、腕を身体の前に動かしたり、内側へ寄せたりする働きがあります。

デスクワークやスマートフォン操作など、腕を身体の前で使う時間が長い生活では、胸の前側に負担や張りを感じることがあります。

大胸筋の柔軟性や肩関節の動きは、肩まわりの姿勢を考えるうえで大切な要素です。

② 小胸筋|肩甲骨の位置に関係する筋肉

小胸筋は、大胸筋の奥に位置する比較的小さな筋肉です。

第3〜5肋骨付近から肩甲骨の烏口突起につながっています。

小胸筋は肩甲骨の前傾や下方への動きなどに関係するため、巻き肩を考える際によく注目される筋肉です。

小胸筋の柔軟性と肩甲骨の位置には関連が報告されていますが、小胸筋だけが巻き肩の原因とは限りません。

③ 前鋸筋|肩甲骨を支える重要な筋肉

前鋸筋は、肋骨の外側から肩甲骨の内側縁につながる筋肉です。

腕を前に伸ばすときや、腕を頭の上へ上げるときに、肩甲骨の動きを支える重要な役割があります。

前鋸筋は肩甲骨を前方へ動かす働きもありますが、だからといって「前鋸筋が硬いから巻き肩になる」と単純には判断できません。

大切なのは、前鋸筋が僧帽筋などと協調し、肩甲骨を適切に動かせることです。

④ 僧帽筋・菱形筋|肩甲骨の動きを調整する筋肉

僧帽筋は首から背中に広がる大きな筋肉で、菱形筋は背骨と肩甲骨をつなぐ筋肉です。

これらは肩甲骨の位置や動きを調整する働きを持っています。

巻き肩が気になるからといって、肩甲骨を常に強く寄せておけばよいわけではありません。

肩甲骨には、寄せる・開く・上げる・下げる・回転させるなど、さまざまな動きが必要です。

⑤ 胸椎まわりの筋肉|背中の動きも大切

胸椎とは、背骨の胸の部分にある12個の椎骨のことです。

胸椎や胸郭の動きは、肩甲骨や腕の動きとも関係しています。

背中が丸まった姿勢が続くと、腕を上げる際の肩甲骨の動き方にも影響する場合があります。

巻き肩を考えるときは、肩だけでなく背中の動きにも目を向けることが大切です。

肩甲骨はがしだけで巻き肩に対応できる?

最近では「肩甲骨はがし」という言葉をよく耳にします。

肩甲骨まわりへの施術が心地よく感じられる方もいるでしょう。

ただし、巻き肩に関係する部位は肩甲骨だけではありません。

胸の前側にある大胸筋や小胸筋、肩甲骨の動きを支える前鋸筋、背中の筋肉、胸椎の動きなども関係しています。

そのため、**肩甲骨だけに注目するのではなく、周囲の筋肉や関節の動きを含めて考えることが大切**です。

また、姿勢に関する研究では、ストレッチや筋力トレーニングなどを組み合わせた運動によって、巻き肩の姿勢指標に変化が見られる可能性が報告されています。

ただし、研究対象者や実施方法には違いがあり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。

ENJOINT整体が巻き肩で大切にしていること

松山市畑寺のENJOINT整体では、巻き肩が気になる方に対しても、肩だけを集中的にほぐすという考え方ではなく、全身のつながりを意識した施術を大切にしています。

例えば、肩まわりのお悩みでも、

– 腕や胸の前側の張り
– 肩甲骨まわりの筋肉
– 首や背中の動き
– 胸郭の動き
– 全身の緊張や身体の使い方

などを確認しながら、無理のない範囲で施術を進めます。

ENJOINT整体が取り入れているのは、筋膜リリースを中心とした、バキバキしない優しい施術です。

筋膜とは、筋肉などを包み、身体のさまざまな組織を支える結合組織です。

筋膜リリースにはさまざまな手技がありますが、特定の筋膜の癒着を確実にはがしたり、巻き肩を根本的に治したりする効果が確立されているわけではありません。

当店では、施術中の心地よさや身体の動かしやすさを大切にしながら、一人ひとりのお身体に合わせて対応しています。

自宅でできる巻き肩のセルフケア

① 胸の前側をゆっくり伸ばす

壁やドア枠に前腕を軽く当て、胸の前側が心地よく伸びる位置で15〜20秒ほどキープします。

肩に痛みが出る場合は無理に行わないでください。

② 肩甲骨をゆっくり動かす

肩を軽くすくめて下ろしたり、肩甲骨をゆっくり寄せたり開いたりしてみましょう。

無理に胸を張り続ける必要はありません。

③ 同じ姿勢を長時間続けない

デスクワークやスマートフォン操作の合間に、立ち上がったり、肩や腕を動かしたりする時間を作りましょう。

「正しい姿勢をずっと維持する」ことだけにこだわらず、いろいろな姿勢や動きを取り入れることも大切です。

巻き肩についてよくある質問

Q. 巻き肩は肩こりの原因になりますか?

巻き肩と肩まわりの不快感が関連する場合はありますが、必ずしも巻き肩が肩こりの原因とは限りません。

肩こりには、身体活動、仕事環境、睡眠、心理的な負担など、さまざまな要因が関係します。

Q. 巻き肩は整体だけで治りますか?

整体の施術だけで巻き肩が治ると保証することはできません。

姿勢が気になる場合は、日常生活での身体の使い方や適切な運動なども含めて考えることが大切です。

Q. 巻き肩と猫背は同じですか?

同じではありません。

巻き肩は主に肩の前方への位置関係を表し、猫背は一般的に背中が丸まった姿勢を指します。

両方が同時に見られることもありますが、別々に見られる場合もあります。

まとめ|巻き肩は肩だけで考えない

巻き肩には、大胸筋・小胸筋・前鋸筋・僧帽筋などの筋肉や、肩甲骨・胸椎の動きが関係しています。

だからこそ、肩甲骨だけをほぐすのではなく、身体のさまざまな部位の働きを考えることが大切です。

ENJOINT整体では、肩だけでなく全身のつながりを意識し、優しい筋膜リリースで丁寧に施術しています。

松山市で巻き肩や肩まわりの張りが気になる方は、お気軽にご相談ください。

※強い痛み、腕のしびれ、筋力低下、外傷後の症状などがある場合は、整体より先に医療機関での評価をおすすめします。

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ENJOINT整体|店舗情報

所在地:愛媛県松山市畑寺4丁目4-29(駐車場あり)

営業時間:9:00〜20:00(最終受付19:00)

定休日:月曜日午後・火曜日

電話:050-1459-6927

**施術料金**

– スタンダード整体60分:3,000円
– 全身じっくり整体90分:5,000円【イチオシ】
– もう帰りたくない120分:7,000円

ご予約は公式LINEから24時間受付中です。

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